| 山口県立萩美術館・浦上記念館 主な所蔵作品 | |
| ※その他の所蔵作品は「収蔵作品検索システム」でご覧ください。 ※所蔵作品は普通展示で展示し、1〜3カ月おきに入れ替えています。 |
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葛飾北斎 風流無くてなヽくせ 遠眼鏡 (ふうりゅうなくてななくせ とおめがね) 落款:可候画 大判錦絵 享和期頃 蔦屋重三郎 HUM/U105(TU) Seven Foibles of Young Women:The Telescope. Katsushika Hokusai 北斎の錦絵で唯一の大判雲母摺(おおばんきらずり)の美人大首絵。婦人と娘が郊外の行楽の最中に、遠眼鏡を覗き込んでいる。「ななくせ」という表題から当初は7枚揃いの組み物だったと推定される。「可候画」の落款があり、北斎が享和年間に用いた画号、戯作号であるので、ほぼ同じ頃の作品と思われる。 |
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喜多川歌麿 難波屋おきた (なにわやおきた) 落款:哥麿筆 大判錦絵 寛政5年(1793)頃 蔦屋重三郎 HUM/U45(TU) Naniwa-ya Okita. Kitagawa Utamaro 白雲母摺を背景に、茶托をもって立つおきたは、浅草随身門脇の水茶屋難波屋の評判娘で、寛政5年当時は16歳であった。美人で愛敬もよく客扱いも親切だったため、多くの客が集まり、歌麿を始め多くの浮世絵師たちに描かれ人気を得た。寛政の三美人の一人。左上に短冊に狂歌の書いてある版もある。 |
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東洲斎写楽 三世瀬川菊之丞の田辺文蔵妻おしづ (さんぜせがわきくのじょうのたなべぶんぞうつまおしづ) 落款:東洲齋寫樂画 大判錦絵 寛政6年(1794) 蔦屋重三郎 U2691 Segawa Kikunojo V as Tanabe Bunzo's Wife,Oshizu. Toshusai Sharaku 寛政6年(1794)5月都座上演『花菖蒲文祿曾我(はなあやめぶんろくそが)』の田辺文蔵妻おしづと考証される作品。扮する役者の三世瀬川菊之丞は、当時40代半ばで女形の最高位にあり生来の美貌と女らしい芸質を特色とした。この芝居は「亀山の仇討」物の一つで、父の仇を狙う三兄弟の長兄が返り討ちにあい、弟二人が辛苦の末に父と兄の仇を討ちおおせる筋。おしづは、仇討に助力する夫と共に艱苦する役で、病鉢巻を締め、手を帯に挿し入れた姿は思案の様子を感じさせる。眼と、少し開いた唇に表情があり、淡紅に紫・草色・紅の衣装と漆黒の帯の色彩が美しい。当図は殊に紫が退色せずよく残り雲母引きの背景に映えている。 |
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藍三彩 宝相華文 三足盤 (らんさんさい ほうそうげもん さんそくばん) 唐時代(8世紀) 径:29.2cm HUM/T140(TU) DISH WITH THREE LEGS Three-color glaze with stamped lotus flower design. Tang Dynasty. 浅い鍔皿(がくざら)状の器形に三足を付けた盤である。内面には白土で化粧をした後、蓮花をいれた宝相華文と放射状にひろがる荷葉(かよう)と蕾(つぼみ)を型押し、団花としている。これに緑・白・黄の三彩釉を塗り、その周囲に深みのある藍釉を施す。三彩の発色は明るく華やかで、周縁の藍色との対比で引き締まった色合いをみせる。唐三彩盤の名品といえる。 |
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青花 月兎文 栗鼠耳角扁壺 (せいか げっともん りすみみかくへんこ) 朝鮮時代(18世紀) 高さ:16.4cm HUM/T79(TU) SQUARE FLASK WITH TWO HANDLES Blue-and-white porcelain with design of rabbit and crow. Choson Dynasty. ほぼ正方形の扁壺の一面には円圏に樹下の兎を描き、反対の面は円圏内に烏と思われる鳥を描いている。おそらく前者は月、後者は太陽をあらわしているものと思われる。また兎と烏は年月のシンボルでもあり、そこから「烏兎匆匆(うとそうそう)」などということばもある。両耳は栗鼠をかたどってあり、肩には「壽」「福」の文字が書かれている。 |
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萩割高台茶碗 (はぎ わりこうだい ちゃわん) 江戸時代初期(17世紀前半) 高さ:9.2cm、口径:14.9cm HUM/T501 Teabowl 高麗茶碗の割高台に倣って畳付を十字割りにした茶碗である。さらに、轆轤水挽きで立ち上げられた器体は、口辺を二方から圧して歪ませており、いわゆる「織部好み」とされる沓形の形姿をも意識してつくられている。また、白濁した黄灰色の藁灰釉が総掛けにされていることから、開窯後あまり時間を経ないうちの製作と思われる。 |